スマホを購入するときやMNPを検討していると「SIMフリー」とか「SIMロック解除」とか聞いたことあると思います。
でも、こういったことに興味ないとイマイチ意味わかんないですよね。
実はMNPするときに重要な部分なので、一緒にお勉強しましょう!
詳しい人には物足りないかもですが、全くこういう知識が無い人でも分かるように説明していきます。
SIMってケータイに挿さってるカードみたいの?
そういう機械とかPCとかメカとかロボとか苦手なんよ…
SIMロックを知ろう!
大手の携帯電話キャリアで新規や機種変更で購入したスマホにはSIMロックがかかっています。
SIMロックされているとは、どういうことなのでしょうか?
SIMロックされているとは購入した携帯電話会社(ドコモとかauとかソフトバンク)が制限をかけて、契約した携帯電話会社でしか使えなくしているということなんです。
一方、SIMロックされていない場合(SIMフリー)だと問題なく通話や通信ができます。
まとめるとこんな感じ
SIMロック:ドコモ→auにMNP 「使えない!」
SIMフリー:ドコモ→auにMNP 「使える♪」
SIMロックされていないスマホが良さそうだ!ということが分かればそれでOKです。
なるほど!
SIMロックされていないのが良くてSIMフリーとロック解除がドコモのMNPがauでロボのメカがマシンであばbbb
きちんとまとめていくから安心してね
SIMロックやSIMフリーのまとめ
まずスマホの状態を一度整理します。
いまあなたが持っているスマホも、これから機種変更しようとしているスマホも必ず次のどちらかの状態です。
スマホには次の2つの状態がある!
1. SIMロックされている
2. SIMロックされていない = SIMフリー
1.「SIMロックされている」
SIMロックされていると、原則購入したキャリア のSIMカードでないと通話や通信ができません。
本当はちょっと違うのですが、今は「ドコモはドコモ、auはauでしか使えない!」と思ってしまってOKです。
2.「SIMロックされていない」
SIMロックされていないスマホをSIMフリーといって、どのキャリアのSIMカードを挿しても問題なく使えます。
SIMロック解除=SIMフリー
ではSIMロックされているスマホを持っている場合はもうダメだ!
…とはならないのでご安心ください。
SIMロックを解除することでSIMロックされていない=SIMフリーになります。
私はここで複雑に考えて、勘違いしていました。
どんな勘違いかというと、次の3つの状態があると思っていたんですね。
1. SIMロックされているスマホ
2. SIMフリーのスマホ
3. SIMロック解除したスマホ
「1」はいいとして、私が勘違いしていたのは「2」と「3」です。
SIMロック解除したスマホと、最初からSIMフリーで販売されているスマホとでは何か機能に差があるにちがいない!と思ってました。
例えというか、イメージというか…
天然と養殖みたいな、そんな感じですね。
大丈夫です、そんなに複雑ではありません!
1. SIMロックされているスマホ
2. SIMフリーのスマホ = SIMロック解除したスマホ
間違い枠の「2」と「3」は同じなんです。
最初からSIMフリーで販売しているスマホも、自分でSIMロック解除したスマホも違いは無いので問題ありません。
先ほどの例えだと、天然も整形も同じということです。あ、養殖でしたっけ?まあ、とにかく同じということです!
「SIMロック解除不要」にご用心!
SIMロックされててもMNPできることがある!?
格安SIMを提供している通信業者はドコモやauやソフトバンクの回線を借りて、その回線を安い価格で提供しているんですね。
そのため現在使用しているスマホと、MNP先の格安SIMによってはSIMロック解除しなくても使える場合があります。
例えば、auからauのサブブランドであるUQモバイルへMNPするときは、使用するスマホによってはSIMロック解除が不要になるケースがあります。
やった!難しいこと省略できるんだね!
楽チンが一番だものね♪
楽チンはいいことだけど、ここは要注意ポイントなんだ
SIMロック解除が不要でも解除しておくのが◎
SIMロック解除せずにMNPできる場合でも、SIMロック解除しておくことを強くおすすめします。
例えばSIMロック解除不要でauからUQモバイルにMNPしたとして、その後UQモバイルからドコモ系回線の格安SIMにMNPしたくなったときはどうでしょうか?
SIMロック解除されていないために通話や通信が出来なくなって困ってしまうのです。
そんな事態を避けるためにもSIMロック解除できるときにしておいて、MNP先の選択肢を増やしておくのがオススメです!
さらに不要になったスマホを中古買取してもらうときにはSIMロック解除済みの方が高く売れます。
通信業者を選ばないスマホの方が高く売れるのは当然ですよね。
SIMロック解除が不要な場合でも解除しておくのが良い!
・将来のMNP先の選択肢を増やせるから
・中古ショップ等で売却するときに高く売れるから
SIMロック解除のデメリット
今後のMNPやスマホの売却のためにSIMロック解除しておいた方がよいということが分かってきました。
さて、ではSIMロック解除することでデメリットはあるのでしょうか?
結論:デメリットなし
はい!ではSIMロック解除の方法に進みましょう!
SIMロック解除の手順
では早速SIMロック解除したいのですが…実は解除するには条件があるのです。
キャリア別に条件や手段を確認していきましょう。
ドコモ
SIMロック解除の条件
- ネットワーク利用制限でないこと
- 2015年5月以降に発売された機種であること
- 当該機種を購入して100日以上経過していること
※一括払いの場合、即日SIMロック解除可能
※分割払いの場合、精算済みであれば即日SIMロック解除可能
SIMロック解除の方法と料金
- My Docomo(PC・スマホ):無料
- 電話:3,000円
- ドコモショップ:3,000円
au
SIMロック解除の条件
- 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種であること
- ネットワーク利用制限中でないこと
- 機種購入から101日目以降であること
※割賦残債がない場合(一括での購入・一括での残債精算済みなど) - 端末の割賦代金および、紐づく回線の利用料金の支払いをクレジットカードに設定している場合
SIMロック解除の方法と料金
- My au(PC・スマホ):無料
- auショップ:3,000円
ソフトバンク
SIMロック解除の条件
- 2015年5月以降に発売された製品であること
- 機種購入から101日目以降であること
※割賦残債がない場合(一括での購入・一括での残債精算済みなど) - 端末の割賦代金および、紐づく回線の利用料金の支払いをクレジットカードに設定している場合
SIMロック解除の方法と料金
- My Softbank:無料
- ソフトバンクショップ:3,000円
どのキャリアも無料と有料の方法がありますが、有料を選択するメリットはないので無料の方法でSIMロック解除するのが良いでしょう。
ドコモ:My Docomo 受付時間24時間
au:My au 受付時間9:00〜21:30
ソフトバンク:My Softbank 受付時間9:00〜21:00
今回はSIMロックについてを簡単にまとめてみました。
もっと詳しく調べると、スマホ単体に対応している周波数やそれに適したキャリアなどがあって、SIMロック解除したら何を選んでも最高のパフォーマンスを発揮できるというわけではありません。
しかし都市圏に住んでいるならば、特に意識しなくてもいいというのが私の考えです。
圏外が多い、少ないというのはもう過去の話題じゃないでしょうか。
これからはSIMロック解除すれば様々な通信会社のSIMが利用できるということ、自分に合ったプランを探せるということ、これらが大事なことや楽しみ方だと思っています。